見たり読んだりできる茨城県に関する史料の収集、保存のための文書館建設計画が歴史館建設に転換し、昭和四十九年九月、県立水戸農業高校跡地に開館した。
そのような経緯もあって、当館は史料の展示と閲覧を目的に、博物館部門と文書館部門を設けているのが大きな特色である。
常設展は年間を通じて「茨城の歴史をさぐる」というテーマで、民俗、考古、古代・中世、近世の四部門に分けて展示。
県内の年中行事、主要な遺跡や貝塚の出土土器・石器、県指定文化財の仏像、仏画、さらに江戸時代の絵画や工芸品・書蹟など多彩。
主な資料としては、雪村、林十江などの絵画、徳川光囲、斉昭、藤田東湖らの書蹟、金剛薬叉法、大威徳などの文書があり、総点数は11万余点。